ミニストーリー~星井美希&プロデュサー編引退ライブの前日、俺は、美希とふたりきりで事務所にいた。今日で、美希の活動が、終了となった。トップアイドルとしての引退だ。俺は、何も話さない美希の様子を確認している。美希は、すごく悲しそうに、今にも泣き出すような感じだった。そんな俺は、静かに口を開けた。「なあ、美希大丈夫か?」 「・・・プ、プロデュサーさん。美希今日で、アイドル活動終わちゃうの?」 「ああ、そうだなあ。美希が本当によく頑張ってくれたからなあ。俺もすごく嬉しいよ」 「美希ね。トップアイドルという価値は、確かに嬉しいの。でも美希は、それよりも何よりも、もっと必要なものがあるの」 「トップアイドルよりも必要なもの?。それは何だ美希」 「・・・う、うん。それはね、プロデュサーさんに関係することなの。うん、美希言っちゃおうかな。実は美希ね、プロデュサーさんのこと好きなの。ずっと好きだったの。」 「美希・・・」 「美希ね、プロデュサーさんに出逢ってから、何か変わったの。今まで無かった何かを見つけることが出来たの。」 「俺が・・・美希に見つけた。何だ?」 「うん、それはね。美希の子供っぽい性格から、大人ぽい性格に変えてくれたことなの。」 「そうだなあ、美希と初めて出逢った時は、子供ぽいと思っていたけど、売れ始めてから、少しずつ大人に見えるようになったなあ。結構、美希の魅力に男性も女性もファンが多かったからなあ。」 「ねえ、プロデュサーさん、美希の魅力って何かな?」 「俺にとって美希の魅力は、正直胸と子供ぽさかな」 「うん・・・そうなんだ、美希のこと、ずっとプロデュサーさん見ていたからそう思えるんだよね。ゴメンね、変なこと聞いて」 「いやいいんだ。俺も胸なんて言って・・・普通に言えるはずがないけどなあ。俺は美希のことを思っていったことだ。勘違いしないでほしい。 「うん、美希分かっているから、プロデュサーさんのことはね」 「ねえ、プロデュサーさん、美希のお願いを聞いて欲しいの」 「お願い。うんいいよ」 「美希ね、その・・・プロデュサーさんに抱きしめて欲しいの。仮の恋人でいいから、美希を抱きしめてください」 「・・・うん、分かった」 「ありがとう、プロデュサーさん。プロデュサーさん、すっごく温かい」 *しばらくこのままでいさせて 美希のわがまま聞いてくれてありがとう 今までありがとう プロデュサーさん 明日一日になるけど 最後まで美希の姿を見ていてね。 そして、色々な気持ちの耐えられなくなり、美希はプロデュサーの胸で思いきり泣いた。 そして・・・最後の引退ライブがドームにて行われた。美希は、2曲披露することになった。美希の好きな「relations」。そして思い出の歌「思い出をありがとう」だ。「思い出をありがとう」では、最後のセリフの場面で美希は、言葉を変えてしまった。 「一番感謝したいひとは、プロデュサーさん。いつも私のことを見てくれた。私にとってとても大切なひと。今、色んな思い出がいっぱい詰まった想いを伝えたい」 プロデュサーさんが大好きです。愛してます。 ファンのみんなに伝えた。そして大きな拍手が送られた。美希は、泣いてしまった。もう、歌じゃなくなくなって、最後は、ファンみんなで、熱唱したのであった。 思い出をありがとう プロデュサーさん 美希はいつまでも プロデュサーさんのこと 一生忘れません。 思い出をありがとう・・・・ 美希の宝物ができました。 もうプロデュサーさんと会えないけど 美希は美希的に頑張っていきたいと 思います。 さよなら・・・プロデュサーさん プロデュサーさんもお元気で・・・ |